大胡菜夕 疾走感、熱気あふれるニュース届ける“野球オタク”

[ 2018年5月18日 07:00 ]

熱気あふれる声でニュースを届ける大胡菜夕
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 音声プラットフォーム「ボイシー」で配信中のスポニチ公式ニュース、各曜日の担当パーソナリティーを連載で紹介。第3回は金曜担当・大胡菜夕。

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 プロ野球の週末にかかる3連戦が始まる金曜日。スポニチ公式ニュースからは、スタジアムに負けないくらいの熱気がほとばしってくる。「物心がついたときには、もう野球オタクでした」。金曜担当・大胡菜夕。野球を愛して、愛して、愛し抜くパーソナリティーが選りすぐりの野球ニュースで“プレーボール”を告げる。

 「いつも感じたことをすべて話したくなってしまって困っています。大好きなプロ野球はもちろん、スポーツを応援するファンとして熱い思いを語っていきます!」

 中学2年生のとき、フジテレビ「プロ野球ニュース」で活躍する中井美穂アナに憧れて進路を定めた。大学卒業後「30歳まで」と決めて、航空会社、広告代理店勤務などで自らの引き出しを増やした。念願がかなったのは09年。TBCラジオの楽天イーグルスの応援パーソナリティーに選ばれた。当時29歳。自らが設けた人生修業のリミット寸前で切り開いた道を、今も歩み続けている。

 楽天の選手たちへの取材、ベンチリポート、球場からの情報発信などで磨いたキャリアはスポニチ公式ニュースでも輝きを放つ。プロ、アマ、メジャーリーグ、知らないと見逃しそうな記録の話題…。膨大な記事の中から的確な“選球眼”で伝えるべき価値のあるニュースだけをピックアップ。プラスアルファの情報や解説も添えてリスナーに届けている。

 ライブ感を重視して、原稿はあえて作成しない。「プロ野球の歴史とともに生きてきました。チアリーダー、ライター、リポーター、パーソナリティ−など多様な形で野球に関わってきた視点からの言葉を大事にします」。一瞬も目の離せないスリリングな試合のように、大胡のニュースは疾走感にあふれている。

 ◆大胡 菜夕(おおご・なゆ)1980年(昭55)2月18日生まれ、東京出身。09年に東北放送(TBCラジオ)で東北楽天ゴールデンイーグルスの応援パーソナリティーに選ばれて以来、野球を発信する活動にまい進中。現在は2児の母で、渋谷を拠点として占い師の顔も。

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