坂上忍 日大・内田監督の雲隠れに「出てこないと沈静化しない」

[ 2018年5月18日 14:00 ]

俳優の坂上忍
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 俳優の坂上忍(50)が18日に生放送されたフジテレビ「バイキング」(月〜金曜前11・55)で、アメリカンフットボールの関学大と日大の試合で日大選手による悪質な反則行為で関学大選手が負傷した問題に言及。日大の内田正人監督(62)について「ご本人が出てこない限り、(問題は)なかなか沈静化が難しいのでは」と指摘した。

 6日の定期戦で日大の選手が関学大QBに悪質なタックルを見舞った今回の問題。関係者の話では、試合前のハドル(作戦会議)で内田監督が当該選手に指示を出したとされているが、日大広報部は「違反しろという指示は出していない」という内田監督の証言を発表し、監督の指示を否定。当該選手は「“反則をやるなら出してやる”と監督から言われた」と周囲に話していたともされ、両者の意見は対立。問題発覚後、内田監督は公の場には出てきていない。

 関学大側は17日に会見を行い、日大から届いた回答書に「誠意ある回答とは判断しかねる」と不服を訴えた。番組では、日大の回答書で、内田監督が反則行為を容認するとも受け取れるコメントをしていたことに対し、「真意が伝わらず、反則行為を容認する発言と取られかねない。本意ではなく撤回する」とした部分を問題視。この対応を、坂上は「変な政治家よりタチが悪い」とバッサリ。元衆院議員でタレントの東国原英夫(60)は「日大の初動対応は最悪。徹底的に調査するべき。その能力がないならスポーツ庁がするべき。(回答書は)刑事事件になった時を考え、弁護士と相談して、こういった文言になったのでは」と分析した。

 また、内田監督が日大の専務理事を務めていることに、憲法学者の竹田恒泰氏(42)は「学校(日大)はモジション(日大の専務理事)をとった。監督を守ったのではないかと思えてしまう」と指摘した。

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2018年5月18日のニュース