西城さん悼む声続々 前川清「胸痛む」布袋寅泰「毎日見てた」

[ 2018年5月18日 05:30 ]

西城秀樹さん死去

死去した西城秀樹さん
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 ▼あおい輝彦 西城さんとは先月同窓会コンサートでご一緒したのが最後になりました。その日はステージ上で彼の誕生日のお祝いをし、はにかんだ笑顔が今も脳裏に焼き付いております。脳梗塞を患いながらもステージに立ち続けた、彼の家族への愛、そして勇気に頭が下がる思いでした。

 ▼前川清(歌手)秀樹とは同じレコード会社だったし、昔、夜中に2人でラーメンを食べに行ったのを思い出します。残された奥さまと子供さんのことを思うと言葉が見つからない。お子さんの成長を見たかっただろうなと胸が痛くなります。

 ▼もんたよしのり(「ギャランドゥ」作詞作曲)歌ってる姿同様の激しい人生だった。一つの時代の終わりを感じます。今は心の底から「お疲れさまでした」と伝えたい。

 ▼布袋寅泰 御三家時代のころ毎日テレビで見ていました。御三方の中で一番ロックを感じる人でした。

 ▼あべ静江(同窓会コンサートで共演)まひが残る体でファンの前に出続けるのは普通なら避ける。出る勇気は並大抵なことではなかった。その姿に逆に勇気をもらったファンも多かった。

 ▼和田アキ子(歌番組などで共演)5年前に司会した特番で、秀樹は大雪の中4時間かけて来てくれた。アコさんの番組だから絶対に行かなきゃと思った、と。懸命にリハビリに励む様子や必死にステージに向かう姿、昔と変わらずに歌う秀樹を見て、とても感動し勇気をもらいました。

 ▼伊藤咲子(同窓会コンサートで共演)凄く元気で、体の調子がいいんだと思っていた。開演直前まで両手の指をグーパーしてリハビリしていた。20年の東京五輪まで突っ走っていこうと皆で約束していたので、もうちょっと頑張ってほしかった。本当につらいです。

 ▼宮川花子(03年「伝説のステージ」で共演)とてもよくしていただき、子供さんの名前を出演者で考えたり楽しく過ごしました。先にメンバーの桑名正博さんが他界され、寂しい最中、また秀樹さんが。寂しすぎます。

 ▼大村 崑(1960年代後半、司会をした歌謡番組「ちびっこのどじまん」で共演)ギターを持ってお父さんと一緒に出てくれました。有名になった後、偶然一緒になったテレビ局のトイレで向こうから話しかけてくれて“大きな歌手になれてよかったね”と語り掛けたら、喜んでくれたのを思い出します。僕は元気を売りにした喜劇俳優ですが、元気を売りにした歌手では彼がNo・1だった。突然の訃報に涙が止まりません。

 ▼金子柱憲(プロゴルファー) ビックリしています。秀樹さんとは、僕の兄貴がもともと仲が良くて、プロになる前からかわいがってもらっていました。横浜CCで行われた関東オープンで初優勝した時には、コースまで応援に来てもらいました。僕のギャラリーより、秀樹さんを見ている人の方が多かったのを覚えています。わざわざ足を運んでもらえるとは思っていなかったので、うれしかったですね。秀樹さんは僕ら世代の大スター。いつも前向きで、悩んでいると“何とかなるよ。たいしたことないよ。目先の事なんて気にせず頑張れ”と励ましてもらっていました。本当に残念です。

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2018年5月18日のニュース