五木ひろし 紅白48回連続出場に意欲 郷里のマラソン大会でスターター役務め語る

[ 2018年5月13日 16:17 ]

「ええとこやろ美浜」という直筆サインの記された第30回大会の記念碑を前に誇らしげな五木ひろし
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 歌手の五木ひろし(70)が13日、郷里の福井県美浜町で行われた「第30回 美浜・五木ひろしマラソン」にスターター役として参加。史上最多タイの48回連続出場がかかる年末のNHK紅白歌合戦出場への意欲も口にした。

 冷たい雨が降りしきるあいにくの空模様となったが、開会式では「身体を冷やしながら走るのも、マラソンのだいご味」と力説。同じような状況をものともせず、先月にボストンマラソンを日本選手として31年ぶりに制した川内優輝(31)を思い起こさせる言葉で、全国から集まった3952人の参加者らの胸を熱くさせた。

 長男が誕生した1989年にスタートした大会も節目を迎え、「よくここまで続けてこれた」と感慨深げ。16年前に他界した母親とともに、幼少期を過ごした地元への愛着は不変だ。直筆の「ええとこやろ美浜」という文字が刻まれた黒御影の記念碑も建立され、「町のPRのため、あと10年、20年と続けていきたい」と今後も継続させる決意を示した。

 自らも節目となる古稀を3月に迎えた。出場すれば森進一(70)の持つ連続記録に並ぶ紅白の話題は、年末に向けて注目を集めるのは間違いない。そのことについて報道陣から質問が及ぶと「今年はとても大切な年。より一層気合いを入れないと」とし、さらに「それが年末に繋がる」ときっぱり。「今まで以上に頑張る気持ち」と気を引き締めた。

 ゲストとして宮川大助・花子、歌手の市川由紀乃(42)、川上大輔(33)らも参加した。

 ≪20キロ部門に「いつか挑戦しようと思っている」と宣言≫大会最長の20キロ部門について「いつか挑戦しようと思っている」と、近い将来に走ることを宣言した五木に驚いていたのが、所属事務所社長でもある、元女優(芸名・和由布子)のさち子夫人(59)。それとは別に、長男(29)二男(26)長女(23)も加えた家族全員走の思いがあるようで「夢ですね。いつかそういうことがあれば」と話していた。

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2018年5月13日のニュース