「鉄腕DASH」山口達也の事件後&TOKIO4人体制で初放送 DASH島など再開 長瀬が職人らに謝罪

[ 2018年5月13日 19:00 ]

日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」が城島茂、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也のTOKIO4人で初放送
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 女子高生への強制わいせつ容疑で書類送検され、起訴猶予処分となった元TOKIOの山口達也(46)が今月6日にジャニーズ事務所から契約を解除されたことにより、城島茂(47)国分太一(43)松岡昌宏(41)長瀬智也(39)のTOKIO4人で継続される日本テレビ「ザ!鉄腕!DASH!!」(日曜後7・00)は13日、山口の事件発覚後最初の放送を迎えた。事件発覚後に「DASH島」のロケを再開した長瀬は、反射炉造りのスタッフに「皆さん、いろいろとご迷惑、ご心配をお掛けして、すみません」と謝罪した。

 事件は4月25日に発覚。同29日は「さんま転職DE転職7」(後7・00〜9・54)のため、休止。5月6日は「世界の果てまでイッテQ 年に1度シャッフルSP」(後7・00〜9・54)のため、休止だった。

 この日の番組冒頭、「新宿DASH」(国分)のロケが5月1日に、「DASH島」(長瀬)のロケが5月4日に、「DASH海岸」(城島)のロケが5月1日に再開した様子、4月29日に都内会議室で国分が「僕たち主動で動けなくないですか。米のことは」「今、僕らがタイムリミットに向かって動くのは、ちょっと違う気が…」と語る様子が、日付テロップ入りで紹介された。

 「DASH島」は1年前から続く反射炉建設の途中。島を訪れた長瀬は「お疲れさまです。皆さん、いろいろとご迷惑、ご心配をお掛けして、すみません。突然で、申し訳ないですけども」と帽子を脱いで頭を下げ、反射炉建設指導(築炉マイスター)の本勝照雄氏ら協力者・職人らに謝罪した。

 本勝氏は「一緒に頑張って、完成しましょうよ」と激励。長瀬は「いやいや、もう、ありがとうございます。そう言っていただけると」と感謝。反射炉造りのスタッフに「何?気、使ってんの?心配はしなくて大丈夫だから。また引き続き、よろしく」と声を掛けた。

 作業が始まると、スタッフは黙々。長瀬は「おまえら、暗いな!ヘコんでる場合じゃねえぞ!反射炉造り終わったら一緒に泣くぞ!」と笑いながら、明るく振る舞った。

 その後は2012年9月に初上陸し、無人島を開拓し続ける企画「DASH島」の歴史を振り返るVTRで構成された。

 同局公式サイトの番組表には、13日の「ザ!鉄腕!DASH!!」の番組内容は「それはまるで、突然の豪雨。行き場を無くし、立ち尽くしたまま、言葉さえ失ってしまったような気がした。それでも…男たちはまた、動き出す」。意味深な表現とあり、この日のオンエアに注目が集まった。

 島田総一郎プロデューサーは8日、自身のツイッターを更新。「揺れ動く感情、交錯する気持ち、そして…未来への強い意志。僕たちテレビ屋が表現する手段は、当たり前だけど、テレビ番組だけなのです。『ザ!鉄腕!DASH!!』が歩み続けるために、強く踏み出すために、今度の放送はその“道標”となります」と予告。

 齋藤慎一ディレクターは9日、自身のツイッターを更新。「日曜日、DASH島あります。『ザ!鉄腕!DASH!!』やります。今のボクらにできる番組、ボクらにしかできない番組になります。いろいろありますけど、放送するからには純粋に楽しんでいただきたいです。笑っていただきたいです」と呼び掛けた。

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2018年5月13日のニュース