「す・またん」野村明大アナが解説キャスターで加入 辛坊氏は週2日出演へ

[ 2018年3月14日 14:28 ]

「す・またん!」に加入する野村明大アナウンサー
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 読売テレビは14日、大阪市内の同局で春の番組改編会見を開き、朝の人気情報番組「朝生ワイドす・またん!」(月〜金曜、前5・20)の辛坊治郎キャスター(61)が4月から番組レギュラー出演を木、金曜の週2日に減らし、同局の野村明大アナウンサー(45)が新たに解説キャスターとして月〜水曜の週3日、レギュラーとして登場することを発表した。また、水曜のお天気担当として中村秀香アナウンサー(23)も加入する。

 4年連続視聴率三冠を達成した同局。改編率は全日2・7%と極めて少ないものとなるが、隅田壮一編成局長は「他局との差は縮まっている。企画、出演者等、強化を進める」と内容重視、内容充実で連続三冠の座を維持していきたいと考えている。「す・またん!」は間もなく9年目に突入。辛坊キャスターは10年3月29日の番組開始時から同局の森武史エグゼクティブアナウンサー(58)とコンビを組んで、MC、解説として番組を盛り上げてきた。特に2人の掛け合いは絶妙で、関西のお茶の間の人気を博してきた。また、政治や事件についても辛辣な意見を述べるなど、時事問題を分かりやすく解説してきた。

 現在、「す・またん!」は関西ローカルの朝の情報番組として、ABC「おはよう朝日です」としのぎを削り、1月18日に放送2000回を迎えた。森アナの2人目の新しい“相棒”として野村アナを迎える。同アナは兵庫・尼崎出身で、灘高から東大卒業後、1996年に読売テレビに入社。当初はスポーツアナとして活躍した。07年からアナウンサーと報道局記者を兼務し、10年3月には大阪維新の会の「大阪都構想」をスクープ。13年7月から「情報ライブ ミヤネ屋」(月〜金曜、後1・55)でプロデューサーを務め、昨年末で退任した。今回の韓国・平昌五輪でも現地でリポーターを務めた。また、辛坊氏が休みの際にも、代役を務めている。

 「野村さんだけでなく辛坊さんにもロケに出て取材をする。そういう形になります。辛坊さんの企画モノも可能。野村さんは45歳。40代もターゲットにして」と松本拓也編成部長は説明した。

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