松田龍平 モヒカン姿で島の中学生をビビらせる「こえ~っ!」

[ 2016年2月8日 13:05 ]

映画「モヒカン故郷に帰る」のヒット祈願イベントに参加した松田龍平

 俳優の松田龍平(32)と女優の前田敦子(24)が8日、都内で行われた映画「モヒカン故郷に帰る」(4月9日全国公開)のヒット祈願イベントに参加。金髪モヒカン姿で主人公を演じた松田は、撮影中にエキストラの中学生をリアルにビビらせたエピソードを明かした。

 広島・戸鼻島を舞台に、結婚報告のために恋人を連れて久々に帰省したモヒカン頭の売れないバンドマンが、がんに侵された父親のために七転八倒する姿を描くホームドラマ。

 役作りについて「モヒカンにしたということくらい」という松田は、エキストラで参加した島の吹奏楽部について「僕が段取りを踏まずに指揮をして演奏を無茶苦茶にする賭けに出たシーンがあって、それが終わって僕が教室から出るたびに“こえ~っ!”と言う声が聞こえてきた。島の中学生には刺激が強過ぎたみたい」と苦笑い。その素直な反応には「僕のことを本当に嫌がっていて、その気持ちがヒシヒシと伝わってきて心が痛かった」と傷ついたものの「皆いい表情をしていたので、いいシーンが撮れた」と俳優としては満足気だった。

 一方、夫婦役で初共演の前田は「撮影の最初の方で、松田さんが“カップルじゃなくて夫婦役なんだから、仲良くしよう”と言ってくれて、凄くそれからいやすくなりました。人見知りをしていたので、その一言が凄く大きかった」と気遣いに感謝。ただ当の松田は「全然覚えてないので、恥ずかしい」と首をひねるも「僕としては前田さんは初めて会った気がしない。凄くやりやすかった」と見つめ合っていた。

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