シャンプーハットてつじプロデュース「宮田麺児」1年ぶり復活

[ 2016年2月8日 09:00 ]

1年ぶりに自らプロデュースする大阪・東心斎橋のつけ麺店「宮田麺児」を復活させる「シャンプーハット」てつじ

 お笑いコンビ「シャンプーハット」のてつじ(40)がプロデュースする大阪・東心斎橋のつけ麺店「宮田麺児」が18日、昨年2月の閉店以来1年ぶりに営業再開する。

 「つけ麺は大人の食べ物じゃない。カレーライスにハンバーグ、そしてつけ麺。小学生の好物ランキングに入れたい」と意気込むてつじは、小学生以下の特典を考案。大人が同伴すれば1人前180グラムの麺が270グラムになり、マグカップほどの大きさの子供用ダシが人数分、無料提供される。2010年4月に開店し、こだわりの麺とスープで人気店へ押し上げ、12年3月には米ロサンゼルスへ出店した。その「つけ麺愛」を今度は次世代ファンの開拓に注ぐ。

 開店直後から行列ができる店と注目され、全30席の店舗へ12時間の営業時間に800人が詰め掛けたこともあった。行列は約50メートル離れた大阪市立南小学校までできたほど。閉店から1年、その麺とスープを惜しむファンの1人が自ら経営者に名乗りを上げ、復活にこぎ着けた。

 従来の麺2種類に加え、てつじが京都の有名製麺所へ出向いて打ち合わせを重ね、完成させたのが手もみ麺の「空飛ぶ小麦」。ふわふわの白麺と歯応えのある黄色麺を織り交ぜた。「コントラストを楽しんでほしい。口に入れると舌に触ってないような、あっという間に喉の奥へ消えていく独特の食感がある」との自信作だ。スープは前回から好評の野菜たっぷりのオリジナル。「小麦と戯れに来てください」と呼び掛けている。

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2016年2月8日のニュース