成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳(7月第2週 週間賞)

[ 2025年7月15日 07:00 ]

<週間賞>

浜風も 無風のように 輝アーチ
(愛知県豊橋市 高橋 洋充)


<佳作>
五千勝 九十年の 重み知る
(三重県桑名市 中島 康博)


インパルス 見たウルトラの 夏もみた
(大阪府高槻市 梅津 昭)


父親の 見守る中で 親孝行
(香川県宇多津町 中山 喜博)


好送球 エラーも勝ちも 守り切る
(長崎県長崎市 吉岡 浩幸)


【講評】選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)


 「暑いなあ~」のあいさつが「強いなあ~」になった。


 先週は2年ぶりに11連勝して、11日に天も「いっぺん冷やさなあかん」と聖地に大雨を降らした。

 せっかくのウル虎の夏ユニホームがずぶ濡れになって、先発の村上投手が2回でKO降板した。


 それで一喜一憂した句が200余り届いた。


 この週だけで佐藤輝選手は22、23、24号を放って爽風を巻き起こしてくれた。


 24号は浜風を切り裂く虎最速の181キロ弾で高橋洋充さんからは舌を巻いた句が来た。


 8日、チームはセ・リーグ通算5000勝目を挙げた。


 球団創設90周年の重みを中島康博さんは感じたと詠む。


 12日は「大阪・関西万博」に航空自衛隊「ブルーインパルス」が展示飛行を行って大阪の空を舞った。


 梅津昭さんの夏はもう秋に移っているようだ。


 12日、両リーグ最速の50勝目は来日1年目球団外国人、J・デュプランティエ投手が聖地で虎ファンに届けてくれた。


 中山喜博さんは彼の父親が見守るなかで10三振を奪い、6勝目を挙げた孝行息子を詠んだ。


 13日は猛暑の中、スリリングな結末だった。


 ショート小幡選手がダブルプレーを取っていれば吉岡浩幸さんの句は生まれなかった。


 2―1の9回1死二、三塁でのライトフライを森下選手が捕り、坂本捕手に神返球した。


 リプレー検証の結果、ゲーム終了。
 佐藤輝選手の24号も、5カード連続勝ち越しも、小幡選手のエラーもすべて事もなし。メデタシ、メデタシでした。


 ▼応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールはyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を明記のこと。次回は21日必着。掲載は23日。

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