成瀬國晴選 タイガース川柳大賞

◆成瀬 國晴(なるせ・くにはる)
1936年大阪市生まれ。イラストレーターとして、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、商業デザインなど幅広い分野で活躍。レポーター、番組司会者、コメンテーターとしての顔も持つ。 日本漫画家協会会員。大阪府知事文化功労者表彰。第24回上方お笑い大賞審査員特別賞受賞。2007年大阪市市民表彰(文化功労者部門)、関西ディレクター大賞・特別賞受賞。
成瀬國晴HP【naasanillust.mond.jp

タイガース川柳(5月第1、2週 週間賞)

[ 2025年5月13日 07:00 ]

<週間賞>

ゲッツーで 期待に応ず マダックス
(愛知県名古屋市 幅 茂)


<佳作>
母の日に 孝行息子の お立ち台
(京都府京丹後市 金森 恵里)


子供らに 夜更かしさせぬ 初完封
(三重県桑名市 中島 康博)


負け試合 少し忘れる 湯浅の日
(和歌山県和歌山市 田村 好史)


9連戦 4連発で こらえちゃる
(徳島県小松島市 谷本 良裕)


【講評】
 選考委員長・成瀬國晴(イラストレーター)


 ゴールデンウイークを含んだ7日までの9連戦は4勝5敗で、始まりだった中日戦は敵地で今季初の同一カード3連敗を喫した。


 が、10日から聖地に帰ってきての同じカードで借りを返す連勝。それも10日は村上投手が2戦連続の完封勝利で両リーグトップの6勝目を挙げた。


 この試合は、幅茂さんが詠むように98球の無四死球完封で初マダックスだった。


 ただ、2―0の9回、中日は1死後、上林選手がヒットで出て4番ボスラー選手だ。一発同点のピンチを二ゴロ併殺で打ち取り、TORACOたちを沼らせた。

 「母の日」だった11日は、新人の伊原投手以降、4投手の継投で中日を零封し虎の子のスミ1を守った。


 この1点は4番・佐藤輝選手がピンクのバットで放った決勝打となる先制適時二塁打で得たものだった。


 金森恵里さんの句のとおり、「お母さん、ありがとう」の思いがこもったお立ち台だった。


 中島康博さんは、5安打無四球で甲子園初完封した2日・ヤクルト戦の村上投手を詠んだもので「ゴールデンウィーク こどもまつり」の初日だった。


 4月27日から4連敗していたが、子どもたちは4―0に安心して家路に就いた「夜更かしさせぬ」がいい。


 4月29日、湯浅投手が544日ぶりに1軍戦に復活してきた。難病から立ち直った勇姿を田村好史さんの句は「湯浅の日」として連敗が少し和らいだと喜ぶ。


 森下選手の勢いが止まらない。4日からの4連発は9日の雨が止めたのかな。


 谷本良裕さん、「こらえちゃる」は徳島弁かな。


 かわいい。


 ▼応募方法 〒530―8278 スポーツニッポン新聞社報道部「タイガース川柳」係。メールはyakyuu-o@sponichi.co.jp、ファクスの場合は(電)06(6346)8574まで。〒住所、氏名、年齢を明記のこと。次回は18日必着。掲載は20日。

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