【高校野球】沖縄・宮古 「イチローの教え」胸にコールド発進 昨年指導受けた砂川結が6回零封

[ 2024年6月23日 05:00 ]

第106回全国高校野球選手権 沖縄大会1回戦   宮古7ー0北谷(8回コールド) ( 2024年6月22日    北谷 )

<宮古・北谷>コールドで初戦突破を決め喜ぶ宮古ナイン(撮影・杉浦 友樹)
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 第106回全国高校野球選手権大会(8月7日開幕、甲子園)の出場49校を決める地方大会が22日、全国のトップを切って沖縄などで開幕し、1回戦13試合が行われた。沖縄大会では宮古が北谷に7―0で快勝。昨年12月にマリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチローさん(50)の指導を受けたナインが感謝の白星を届けた。

 偉大なあの人の教えが、背中を押してくれた。宮古の2年生エース・砂川結貴(ゆいき)が投げては6回1安打無失点、5奪三振。4番でも8回に左越えにコールドを決める一打を放つなど3安打1打点で「こんな調子がいい日はない。体がめちゃくちゃ動いていました」と胸を張った。

 昨年12月にイチローさんの指導を受けた。平良栄二監督や選手らが宮古島から初となる甲子園出場を目指す思いなどを記した手紙を送り、熱意が伝わって実現。2日間の指導で砂川結はキャッチボールもともにした。「体を縦に使うこと」を助言された。しっかり捕手方向に力を向ける大切さを説かれた。練習からずっと意識して取り組んできた。「今日もそのアドバイスが効いたと思います」と力強い直球を武器に4回までパーフェクト。5回先頭に初安打を許したが、三塁を踏ませない圧巻の内容だった。

 日米通算4367安打を放ったイチローさんの打撃面の教えは「低い打球を打ちなさい」だった。狙うボールが絞れるからだ。この日も各打者が教えを徹底して10安打7得点。指揮官は「一流の人たちほど基本を大切にしているのが分かったことは、大きかった」と感謝する。

 最も変わったのはナインの練習に対する意識で砂川結は「(以前はお互いが)遠慮して、ミスをそのまま流してしまうことがあった」と言う。3年生は3人しかいないが、各自がチームの中心となって今まで以上に引っ張る姿があるという。直近では昨夏の4強など確実に力をつけている宮古。偉大なスターから受けた恩は、悲願成就という結果で返す。 (杉浦 友樹)

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