阪神・中野の濃~い10戦連続安打! 見事な狙い打ち&四球数も急増「打つべきボールを打てている」

[ 2023年5月22日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神4-1広島 ( 2023年5月21日    甲子園 )

3回、中野は先制適時打を放つ(投手・アンダーソン)(撮影・椎名 航)
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 阪神・中野が10試合連続安打となる先制打。チームの勝利を呼び込んだ。0―0で迎えた3回2死二塁。「高めの真っすぐ(の球威)が強いと分かっていた。一発で仕留められて良かった」。2ボール1ストライクから広島・アンダーソンの外角147キロの直球を第1スイングで振り負けずに仕留め、右前に運んだ。

 昨季は25打点で、今季は早くも19打点目。得点圏打率も・325(40打数13安打)まで上げた。「打つべきボールを打てている。今までは(いろんな球に)がっついていた。(今は)狙い球を絞っていけている」と、うなずいた。2点リードで回ってきた5回1死一塁の打席では四球を選び、チャンスを拡大。昨季の18四球に40試合目で肩を並べた。近本との1、2番コンビでこの日も5出塁とチームをけん引した。

 「もっと確率を上げて2、3本と打てるようにやっていきたい」。チャンスメーカーとしてもポイントゲッターとしても成長著しい背番号51が、貪欲な姿勢を崩さず突き進む。(石崎 祥平)

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