Rソックス・吉田正尚 4試合ぶりマルチも、今季2度目零敗で連勝4でストップ 打率は・303に浮上

[ 2023年5月22日 07:50 ]

インターリーグ   レッドソックス0ー7パドレス ( 2023年5月21日    サンディエゴ )

レッドソックス・吉田正尚(AP)
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 レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が21日(日本時間22日)、敵地でのパドレス戦に「2番・DH」で先発出場。4試合ぶり16度目のマルチ安打を放ったが、勝利には結びつかず、今季2度目の零封負けで連勝は4でストップした。

 巧みなバットコントロールで2本の安打を生み出した。0-6の4回無死、カウント1-2からパドレス先発・ワカの投じた外角低めのチェンジアップをすくい上げ、打球を中前へと落とした。5試合連続安打を記録すると、0-7の8回2死一塁からの第4打席でも内角に食い込んでくるシンカーを体の回転でとらえ、左翼線へと落とした。ともに会心の当たりではないものの、技術で放った2安打だった。

 先発のクルバーが初回に制球を乱し、1安打で4点を失うなど苦しい立ち上がり。3回にも2点を失い、序盤から大量ビハインドを背負った。好調の打線も取り返すことはできず、相手打線を上回る7安打を放ちながらも無得点。吉田の2安打も得点に結びつくことはなかった。

 吉田は2安打で打率を・303にまで上げた。本塁打は5月4日(同5日)のブルージェイズ戦から出ていないが、コンスタントに安打を重ねる安定感が武器。吉田の安打量産体制は止まらない。

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