大谷翔平 復活!6回2安打1失点 6勝目お預けも圧巻4者連続、9K エンゼルス逆転勝ちで貯金2

[ 2023年5月22日 07:49 ]

ア・リーグ   エンゼルス4ー2ツインズ ( 2023年5月21日    アナハイム )

力投する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(28)は21日(日本時間22日)、本拠地で行われたツインズ戦に「3番・投手兼DH」で先発出場。6回2安打9奪三振1失点と力投した。打っては3打数1安打。勝敗はつかず、6勝目はお預けとなったが、チームは逆転の4-2でツインズを下し、5カードぶりの勝ち越しで貯金2とした。

 緊迫の投手戦だった。初回、先頭・ギャロに四球を許すも後続を断って無失点で立ち上がった。しかし3回2死からまたもギャロに四球を許すと、2番・コレアに右中間適時打を許して先制点を献上した。それでも4回にウルシェラの同点犠飛で援護を受けると、4、5回は無失点で切り抜けた。6回は5回から続けて圧巻の4者連続三振で6回2安打1失点9奪三振4四死球。同点のまま降板し、勝敗はつかなかったものの最速は99・2マイル(約160キロ)をマークするなど力投を見せた。連続被弾は4試合で止まり、両リーグトップの被打率・142をキープした。

 首に違和感を抱え、3発5失点を喫しながら5勝目を挙げた前回先発15日(同16日)・オリオールズ戦からの復活を見せた。

 打っては第1打席は初回1死一塁、昨オフ、マーリンズからトレード加入した先発右腕で初対戦となったロペスの内角直球に詰まりながらも中前へ運んだ。第2打席は一ゴロだった。1-1の同点で迎えた5回、2死二塁から第3打席を迎えたが、敬遠を申告された。続きレンフローは空振り三振に倒れ、勝ち越しはならなかった。7回には無死二、三塁から1番・モニアクが右中間適時二塁打で勝ち越した。なおも1死三塁で迎えた第4打席は2番手・デレオンとの対戦で二ゴロに倒れた。

 前日、ナイターとなった同カードでは「3番・DH」で先発出場。6回の第3打席で11号本塁打を放ち、4打数1安打。この日はナイター翌日のデーゲームと厳しいスケジュールながら、今季10度目の二刀流先発を果たした。

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