DeNA・バウアー　2軍戦で6回1失点10K　再昇格への“課題”低めへの投球とクイック改善

イースタン・リーグ   DeNA8ー1ロッテ （ 2023年5月21日    ロッテ浦和 ）

イースタン・リーグのロッテ戦で6回1失点のバウアー（撮影・木村　揚輔）
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　DeNAのバウアーがイースタン・リーグのロッテ戦で調整登板。6回97球を投げ、8安打1失点、10三振を奪った。

　初回、山本に先頭打者弾を浴びるなど、3回無死二、三塁とするまで6安打されたが、そこからギアを上げた。山口を空振り三振に斬ると、松川は156、154、155キロの直球で3球三振。菅野も左飛に打ち取り「最初の2イニングは良くなかったけど、3回以降は自分らしく投げられた」と振り返った。

　課題も一つクリアした。16日の広島戦は高めの直球を痛打され、2回7失点KO。試合前は捕手の上甲に「高さを意識して低く投げる」と伝え、低めへの投球を重視。3度二盗を試みられたが上甲とのコンビで2度刺し、クイックも一定の成果を見せた。

　ヤクルト戦後、報告を受けた三浦監督は「次回登板に向けていい調整ができたと思います」と説明。26～28日の中日3連戦（バンテリンドーム）での先発が有力視される。（伊藤　幸男）