関大「M1」からまさかのV逸　エース金丸不在響き、有馬主将「力負けです」

関西学生野球最終節3回戦   関大1―5近大 （ 2023年5月22日    わかさスタジアム京都 ）

＜近大・関大＞1－5で敗れ優勝を逃し肩を落とす関大ナイン　（撮影・亀井　直樹）
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　関大は、首位で迎えた最終節で勝ち点を落とし、1995年以来28年ぶりの春季リーグ優勝を逃した。

　勝てば優勝が決まる一戦で打線が本領を見せられなかった。8安打を集めるも、0―2の8回1死一、二塁でプロ注目捕手の4番・有馬諒が放った左前適時打が唯一の得点。有馬は「力負けです。打って勝つ、思い描く野球ができなかった」と悔やんだ。

　今春3勝を挙げるエース左腕・金丸夢斗（3年）が故障でベンチ外となったことが総力戦となった最終節で響いた。有馬は「優勝のかかる緊張感の中でも結果を出せる選手になろうとミーティングで伝えた。この悔しさを秋に生かしたい」と秋の雪辱を誓った。