九産大が3季ぶりの全国切符!4番の本田が先制V打。チームワークの優勝 

[ 2023年5月22日 15:35 ]

福岡六大学野球春季リーグ   九産大3―0九共大 ( 2023年5月22日    九共大 )

<九産大・九共大>3季ぶりの優勝を決めた九産大ナイン
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 九産大が九共大に3―0で勝利し、3季ぶり45回目の優勝を飾った。来月に行われる「全日本大学選手権」の出場を決めた。

 九産大は初回2死二塁で4番の本田の左前適時打で先制。「何とかランナーを還したい気持ちだった」と抜けたフォークをはじき返した。3回は3番・阿部の右前適時打。5回は6番・市丸の左犠飛で追加点を挙げた。5盗塁と足の揺さぶりも光った。投げては先発の楠本が6回無失点と好投。2番手大嶋との完封リレーだった。

 昨年は渡辺(楽天)、中村貴(広島)、野口(阪神)と3人のプロ野球選手を輩出したが、あと一歩で全国大会出場には届かなかった。現在のチームは鳥巣主将のもと、チームワークを大事にしてきた。大久保監督は「今年のチームはまとまりがあって。キャプテンがしっかりまとめてくれた」と主将の働きを称えた。

 全日本大学選手権はベスト4入りした18年以来、勝利から遠ざかっている。本田は「チームの目標は日本一」と誓った。

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