巨人・原監督 戸郷の降板は「全体的なことを考えて」 7失点黒星に「うちも打ってはいるけど」

[ 2023年5月2日 22:11 ]

セ・リーグ   巨人5―7ヤクルト ( 2023年5月2日    東京D )

<巨・ヤ>9回、戦況を見つめる原監督(中央)ら巨人ナイン (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 巨人は東京ドームでは今季初となったヤクルト戦で4点リードを守れず、逆転負けで2連敗。4位浮上を逃した。

 2回までに4―0とリードを奪ったが、リーグ単独トップとなる今季4勝目を目指した戸郷が6回途中8安打4失点で降板。4―4で迎えた8回、開幕から7試合連続無失点中だったドラフト3位右腕・田中千がオスナに2ランを浴びて勝ち越しを許し、これが相手の決勝点となった。

 勝ち越された直後の8回には、4月29日の広島戦(東京D)で栗林から逆転サヨナラ2ランを放っている中田翔が開幕から11試合連続無失点中だった清水から7号ソロを放って1点差に迫ったが、直後の9回にはこの日今季初昇格したばかりの菊地が1失点。その裏、2死一、二塁で打席に中田翔と絶好の場面を迎えたが、3日前の再現とはならなかった。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――戸郷の出来は。

 「4点をね、ゲームとして守れなかったということでしょうね。6回というのが一つの先発としてはというところにおいてはね、まぁ、という感じだね」

 ――投手陣が打たれるケースが目立つ。

 「そうね、うちも打ってはいるけど、ヒットの数ではということかな」

 ――戸郷の交代機。

 「いやぁ、まぁ、そうですね。まぁ、全体的なことを考えてね」

 ――丸が9試合ぶりにスタメン復帰。

 「もう、いいですね。いい感じで。短い時間で戻って来られましたね」

 ――秋広はタイムリーも出た。

 「1打席目のああいうバッティングは大きいですね。野球をよく知っているというかね、技術がしっかりあるんだなと感じはしますね」

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月2日のニュース