中日のR・マルティネス キューバ選手初100セーブあと2

[ 2023年5月2日 05:00 ]

中日R・マルティネス
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 【Weekly Data展望】WBCキューバ代表でも活躍したマルティネス(中)は今季も竜の守護神に君臨。1日現在、山崎(D)の8Sに次ぐセ2位タイの7Sを挙げている。来日以来の通算セーブ数も98まで増え、100S(過去34人)の大台が迫ってきた。

 ここまでの登板数は通算203試合。100Sの最速到達記録は同じ中日のギャラードが03年にマークした148試合で、これには及ばないが、03年小林雅英(ロ)の222試合を抜くスピード8位が狙える好ペースだ。

 また、外国人の通算100S以上は、サファテ(ソ=234S)、クルーン(巨=177S)、林昌勇(ヤ=128S)、前記のギャラード(120S)、ペドラザ(巨=117S)が記録。さらに、外国出身ながら、現役中の89年に日本国籍を取得した郭源治(中=116S)、04年のドラフトで入団したマイケル中村(西=104S)も含めると7人になる。マルティネスが仲間入りすれば、8人目でキューバ出身では初になる。

 抜群の安定感で昨季は4~7月にセ歴代9位タイの28試合連続無失点も記録した剛腕。今季も開幕から8試合連続の無失点を続けており、セーブとともに無失点記録継続にも注目したい。(記録課・志賀 喜幸)

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