阪神・小野寺が昇格 ファームで好調の「6番・右翼」候補に岡田監督「ええやつ上げたらんと」

[ 2023年5月2日 05:15 ]

阪神・小野寺
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 「6番・右翼」争いに参戦する。阪神・板山の出場選手登録が抹消され、2日の中日戦(甲子園)から4年目の小野寺の昇格が決定。東京駅で取材に応じた岡田監督は「ファームに誰がええねんと言ったら、小野寺言うとったよ。そら、(調子の)ええやつ上げたらんと」と明かした。

 小野寺は今季、ウエスタン・リーグ開幕から20試合に出場。打率・319(72打数23安打)、1本塁打、11打点の好成績で1軍切符をつかんだ。ただ、昇格即スタメンでの起用に関して指揮官は「ちょっと(練習を)見てからやな。俺も(去年から)そんな見てないし」と明言を避けた。

 右翼で出場する選手の打撃低調が続いており、前日のヤクルト戦後には「もう、お試し期間というか、そういうのはないよな」と嘆き節。今後は状態の悪い打者は使わない方針だ。「結局、(投手の)右左は関係ない。右左(の片方しか)で打てんやつは波あるから」。小野寺が持ち前の強打をアピールして、チャンスをつかむ。

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