楽天・岸が史上51人目の通算150勝を達成 王手から“5度目の正直” 8回1失点の快投で今季初勝利

[ 2023年5月2日 20:35 ]

パ・リーグ   楽天5―1ロッテ ( 2023年5月2日    楽天モバイル )

<楽・ロ>通算150勝を達成し、ボードを掲げる岸(撮影・篠原岳夫)
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 楽天の岸孝之投手(38)が2日のロッテ戦(楽天モバイル)に先発し、8回97球6安打1失点で今季初勝利を挙げ、プロ野球史上51人目の通算150勝を達成した。王手をかけてから4戦連続で白星から遠ざかっており、“5度目の正直”で大台到達となった。

 初回の2死一、三塁のピンチで安田を左飛に打ち取ると、3回は2死一、二塁で井上を140キロ直球で空振り三振。4回にポランコにソロを浴びるも、ベテランらしい要所を抑える投球できっちり試合をつくった。

 打線は初回に島内、岡島の連続適時打で2点を先制。さらに女房役・炭谷が5回と8回の適時打で貴重な追加点を挙げた。この日は守備でも7回のライトへの大飛球を島内がフェンス手前でジャンピングキャッチ。攻守で力投する岸を盛り立てた。

 岸は前回23日の日本ハム戦で5回2失点と好投するも、救援陣が逆転を許しメモリアル白星は持ち越しに。38歳右腕は試合後「粘りの投球はできた。勝った状態でつなげられたのは最低限。勝ちがつくのは難しい」と淡々と振り返っていた。

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