巨人・中田翔また打った！“見とけよ弾”から2試合ぶり、7号ソロ　ヤクルト戦で1点差に迫る

セ・リーグ   巨人―ヤクルト （ 2023年5月2日    東京D ）

＜巨・ヤ＞8回、本塁打を放つ中田翔　（撮影・西川祐介）
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　巨人の中田翔内野手（34）がヤクルト戦（東京D）で2試合ぶりとなる7号ソロ。この日2本塁打して6本塁打で並ばれていたオスナ（ヤクルト）を再び突き放した。

　「5番・一塁」で先発出場。4―0から逆転され、4―6で迎えた8回だった。先頭打者として入った第4打席。この回から登板した相手5番手右腕、開幕から11試合連続無失点中だった清水が2ボールから投じた3球目、真ん中付近に入った146キロ直球を左翼スタンドへ突き刺した。

　中田翔は4月29日に行われた広島戦（東京D）で2―3の9回に劇的な逆転サヨナラ2ラン。チームに今季初のサヨナラ勝ちをもたらした。同戦の7回には、これまで自主トレーニングに同行させるなど親身に面倒をみてきた秋広優人内野手（20）が待望のプロ1号。中田翔は9回の打席に向かう直前、秋広に「見とけよ」と言い残して広島守護神・栗林の初球を逆転サヨナラ弾として“愛弟子”に貫録を見せつけていた。栗林はこれがプロ3年目で初めて浴びたサヨナラ弾だった。

　この日の一発はその“見とけよ弾”から2試合ぶり今季7号。リーグ単独トップとなっている。

　　【中田翔の今季本塁打】
3月31日　中日戦（東京D）　小笠原から左越え1号ソロ
4月1日　中日戦（東京D）　涌井から左中間へ2号ソロ
4月9日　広島戦（マツダ）　栗林から左越え3号ソロ
4月11日　阪神戦（東京D）　浜地から左越え4号2ラン
4月19日　DeNA戦（佐賀）　ウェンデルケンから左越え5号ソロ
4月29日　広島戦（東京D）　栗林から左越え6号2ラン
5月2日　ヤクルト戦（東京D）　清水から左越え7号ソロ