鯉党ショック!広島・栗林がプロ3年目で初の抹消…右足内転筋に強い張り「僕からは何も話せない」

広島・栗林（右は新井監督）
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　広島は1日、栗林良吏投手（26）の出場選手登録を抹消した。右足内転筋に強い張りがあり、新井監督は「今日の状態を見て決めた。彼のポジションは不安を抱えたままではできない」と説明した。2日にも精密検査を受ける予定だ。

　今季は開幕から不安定な投球が続き、登板12試合で0勝4敗7セーブ、防御率5・56。4月29日の巨人戦では9回に逆転サヨナラ2ランを浴びた。前日にはトレーナーからの報告を踏まえ、ベンチ入りメンバーから外れた。登録抹消はプロ3年目で初めてとなる。

　帰広した栗林は「僕からは何も話せない」と頭を下げた。大きな痛手となる守護神の離脱。代役について指揮官は「一人に決めずブルペンみんなで」とし、栗林に関しては「疲れもあったと思う。焦ることなく万全に治して戻ってほしい」と語った。