国学院大1勝1敗に持ち込む 吉川主将、うれしい初本塁打 ドラフト候補左腕・武内は5安打完封

[ 2023年5月2日 15:20 ]

東都大学野球 第3週第2日   国学院大5―0駒大 ( 2023年5月2日    ZOZOマリン )

<国学院大・駒大>勝利し、笑顔でガッツポーズする国学院大の吉川(左)と武内(撮影・木村 揚輔)
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 国学院大が今秋ドラフト候補の左腕・武内夏暉投手(4年)が5安打完封し1勝1敗のタイに持ち込んだ。

 5回までは無安打に抑えられたが最後は5点を奪って快勝。途中出場からスタメン落ちの悔しさを晴らす貴重な2ランを放った主将の吉川育真内野手(4年)は「武内が頑張っていたので打てて良かった」と声を弾ませた。

 3―0の8回2死二塁で立った吉川の第1打席。「初球を思い切り振ろうと思った」との言葉通り、甘く入ったスライダーを強振すると、打球はそのまま左翼スタンドへ。これがうれしいリーグ戦初本塁打となり「最初は入るか分からず全力で走っていたが歓声が聞こえて分かった。うれしいです」と笑顔で振り返った。

 今季は開幕から先発出場を続けてきたが、打率・154と不振でこの日はスタメンを外れていた。エースの好投に応えるように、大黒柱の主将にも一発が飛び出し、鳥山泰孝監督も「チーム全員が喜んでいた。貴重な3ランだった」と喜んだ。(村井 樹)

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