5月は流れ変えるぞ!中日、連敗4でストップ 先発・福谷が7回途中1失点の力投 細川が先制打

[ 2023年5月2日 21:07 ]

セ・リーグ   中日3-1阪神 ( 2023年5月2日    甲子園 )

3回2死二塁、アルモンテの好守に笑みがこぼれる福谷(撮影・大森 寛明)
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 リーグ最下位に沈む中日が、2日の阪神戦に勝利し、連敗を「4」でストップ。負ければ今季最長を更新する5連敗となるところだったが、チーム一丸で乗り越えた。

 初回に阪神の先発・青柳を攻め立て、1死満塁から細川の2点適時打で先制。その後、1点を追加し、先発・福谷を援護した。

 福谷も連敗脱出の期待に応えるように快投。4回に佐藤輝の適時二塁打で1点を返されたが、最少失点でしのいだ。7回に2死一、二塁のピンチを招くと、中日ベンチは2番手・勝野にスイッチ。勝野は代打・原口を空振り三振にしとめて、リードを守った。

 8回は祖父江が1番・近本から3者連続三振の快投。最後は守護神・マルティネスが締めて逃げ切った。

 今季はすでに8度目の零敗。4月の月間8度の零敗は球団初で、12年DeNA以来11年ぶり7度目のプロ野球ワーストタイ記録だった。4月終了時点で借金7以上は80年(同9)以来43年ぶりの低空飛行。この日からビシエドら3選手を昇格させ、貧打解消で連敗脱出を狙っていただけに、大きな1勝となった。

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