【野球殿堂】ラミレス氏の歴史的殿堂入りに巨人の戦友らも祝福 坂本「プロ野球の4番はこうあるべき」

[ 2023年1月13日 15:01 ]

<野球殿堂入り会見>笑顔でポーズを決めるラミレス氏 (撮影・白鳥 佳樹)
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 野球殿堂博物館は13日、今年の殿堂入りを発表。競技者表彰のプレーヤー部門では元DeNA監督のアレックス・ラミレス氏(48)、エキスパート部門では元阪神のランディ・バース氏(68)が選ばれた。また、特別表彰で作曲家の故古関裕而氏が選ばれた。歴史的な殿堂入りを受けてラミレス氏の古巣である巨人の戦友たちがお祝いメッセージを贈った。

 プロ野球の長い歴史の中でも“伝説の助っ人”として多くの野球ファンの記憶と記録に残る2人が殿堂入り。外国人選手の殿堂入りは日系選手を除けば1960年のビクトル・スタルヒン氏以来63年ぶりとなった。ラミレス氏は大リーグでのプレーを経て01年にヤクルトに入団。巨人、DeNAに在籍し、首位打者1度、本塁打王2度、打点王4度、最多安打3度など数々のタイトルを獲得した。

 巨人関係者のお祝いコメントは以下の通り。

 ▼巨人阿部ヘッド兼バッテリーコーチ 悩んでいた時に相談に乗ってくれたのがラミレスでした。苦手な事を克服しようとし過ぎずに、得意な事を伸ばそうと。その一言がきっかけで自分の野球観が変わりましたし、言葉の力の大きさを感じました。これからも益々のご活躍を期待しております。この度は本当におめでとうございます!

 ▼巨人小笠原3軍打撃コーチ 野球殿堂入りおめでとうございます。2008年から一緒に3、4番でやってきて、チームの優勝に向けてプレーしたことが、昨日のことのように思い返されます。これからも野球界の発展のために尽力していっていただけられたらと思います。本当におめでとうございました。

 ▼巨人坂本 野球殿堂入りおめでとうございます。打ってほしい時に打ってくれる勝負強さを見て、プロ野球の4番はこうあるべきなんだと感じさせられました。どんな状況でもポジティブな思考、勝利のための献身的なプレースタイルを見て多くの学びのきっかけを与えてくれました。共にプレーできたジャイアンツの4年間は僕にとってかけがえのない時間です。この度は本当におめでとうございます。

 ▼巨人長野 僕がルーキー時代から毎日一緒にプレーをして、プロフェッショナルとは何かを教えて頂きました。勝負強いバッティング、試合に出続ける身体、メンタル、チームメイトやスタッフへの気配り、ファンサービス、たくさん勉強させて頂きました。同じ時代にプレーできて光栄です。この度はおめでとうございます。

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