【野球殿堂】作曲家・古関裕而氏が特別表彰で選出「六甲おろし」「栄冠は君に輝く」「闘魂こめて」

[ 2023年1月13日 15:01 ]

作曲家・古関裕而さん(福島市古関裕而記念館提供)
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 野球殿堂博物館は13日、今年の殿堂入りを発表。特別表彰で作曲家の故古関裕而氏が選ばれた。

 古関裕而氏は1909年(明42)8月11日生まれ、福島県出身。30年9月、コロムビアの専属作曲家として上京。以来作曲活動を続け、総作品数は約5000曲を数える。

 戦後にはNHKラジオドラマ「君の名は」などの主題歌を作曲。スポーツ関係では早大応援歌の「紺碧の空」や高校野球の「栄冠は君に輝く」、東京五輪の「オリンピック・マーチ」などがある。

 今や阪神の応援歌として幅広く知られる「六甲おろし」、また巨人の応援歌「闘魂こめて」を作曲したことでも知られる。

 89年8月18日、80歳で没。20年春には古関氏をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」が放送された。

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