「闘魂こめて」作曲した古関裕而氏の殿堂入りに巨人軍が感謝と祝福「野球界への功績に改めて敬意」

[ 2023年1月13日 15:40 ]

作曲家・古関裕而さん(福島市古関裕而記念館提供)
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 本日発表された作曲家・古関裕而氏の野球殿堂入りについて、読売巨人軍がコメントを発表した。

 コメントは以下の通りです。

 古関裕而さんが生んだ数々の名曲は、長きにわたり野球選手たちの心を奮い立たせ、チームやファンの心を一つにしてきました。それらの代表作で、球団創立30周年を記念し1963年に発表された3代目巨人軍の歌『闘魂こめて』が、半世紀を超えた今も歌い継がれていることは非常に光栄です。古関さんによる野球界への功績に改めて敬意を表するとともに、このたびの野球殿堂入りを大変喜ばしく思います。

 古関裕而氏は1909年(明42)8月11日生まれ、福島県出身。30年9月、コロムビアの専属作曲家として上京。以来作曲活動を続け、総作品数は約5000曲を数える。

 戦後にはNHKラジオドラマ「君の名は」などの主題歌を作曲。スポーツ関係では早大応援歌の「紺碧の空」や高校野球の「栄冠は君に輝く」、東京五輪の「オリンピック・マーチ」などがある。

 今や阪神の応援歌として幅広く知られる「六甲おろし」、また巨人の応援歌「闘魂こめて」を作曲したことでも知られる。

 89年8月18日、80歳で没。20年春には古関氏をモデルにしたNHK連続テレビ小説「エール」が放送された。

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2023年1月13日のニュース