落合博満氏　読書代わりにルールブック「読んでない選手がほとんど」

落合博満氏
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　現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏（69）が13日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。読書代わりにルールブックを熟読していた過去を明かした。

　中日監督時代にはリーグ優勝決定後、クライマックスシリーズ前に1軍出場選手登録を全員抹消するなど、ルールを独自に活用。巨人選手時代の94年５月18日に槙原寛己が完全試合を達成した際には一塁を守り、最後の27アウト目の邪飛を捕球したが、一塁ベンチ前まで追った際どい打球だった。のちに落としていた場合は失策がつき、完全試合ではなくなる可能性があったことも指摘している。

　落合氏は「知らない人結構多いかもわかんないよ。野球協約、野球規則読んでない選手の方がほとんど」とチクリ。自身がルールを熟知していた理由について、移動時や就寝前などに「読書代わりに読んでいたからね」と野球人として準備を怠らなかったことを明かした。