102票で次点の掛布氏に次回は期待、阪神在籍者の野球殿堂入りはバース氏が30人目

[ 2023年1月13日 15:00 ]

驚異の打棒で1985年の阪神を日本一に導いたバース(左)と掛布の最強コンビ
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 85年の阪神の日本一に貢献し、2度の3冠王に輝いたランディ・バース氏(68)が13日、エキスパート表彰で野球殿堂入りすることが決まった。阪神在籍経験者(監督、コーチ、球団職員を含む)では20年の田淵幸一氏以来、通算30人目の野球殿堂入りとなった。

 阪神では七色の変化球を駆使し、エース、監督として活躍した若林忠志氏が殿堂入りの第1号。藤村富美男氏、吉田義男氏、村山実氏、小山正明氏、田淵幸一氏、金本知憲氏らが殿堂入りを果たしている。日本一となった85年の主力選手ではバースが最初の野球殿堂入り。今回のエキスパート表彰では掛布雅之氏も、バース氏に次ぐ102票を獲得。得票率66・2%で、75%という殿堂入りの基準に迫っており、来年以降に期待が膨らんだ。

 ◇野球殿堂入りした阪神在籍経験者(カッコ内は殿堂入り年度)

 若林忠志(64年)、景浦将(65年)、石本秀一(72年)、藤村富美男、野田誠三、藤本定義(74年)、森茂雄、西村幸生(77年)、松木謙治郎(78年)、小鶴誠(80年)、杉下茂(85年)、松方正雄(86年)、別当薫(88年)、野村克也(89年)、真田重蔵(90年)、吉田義男(92年)、村山実(93年)、呉昌征(95年)、中西太(99年)、米田哲也(00年)、小山正明(01年)、田宮謙次郎、山内一弘、福本豊(02年)、青田昇(09年)、皆川睦雄(11年)、星野仙一(17年)、金本知憲(18年)、田淵幸一(20年)

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2023年1月13日のニュース