阪神・ガンケル、アルカンタラが帰国 両投手ともCSは登板せず

[ 2022年10月11日 18:17 ]

帰国したガンケル(阪神球団提供)
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 阪神は11日、ジョー・ガンケル投手(30)とラウル・アルカンタラ投手(29)が米国に帰国したと発表した。

 来日3年目のガンケルは今季、先発ローテーションの一角として16試合に登板し、5勝5敗、防御率2・73の成績を残した。8月中旬には新型コロナウイルスに感染。復帰後は2軍で登板を重ねていたが、調子は上がらず、クライマックス・シリーズでの登板がないまま帰国となった。ガンケルは球団を通じ「みなさんの応援が本当に私の支えになっていた。ここからタイガースの素晴らしいチームメートたちが、勝ち進んで、日本シリーズで優勝できることを願っている」とナインにエールを送った。

 アルカンタラは今季、中継ぎで39試合に登板し、1勝3敗で防御率4・70。17ホールドを挙げるなど、シーズン序盤は接戦の場面でも結果を残してきたが、7月以降は安定した成績が残せず、9月4日に出場選手登録を抹消されていた。「自分の思い描いていたシーズンをおくることができなかったことは残念」と振り返ったうえで、「チームがクライマックスのファイナルに進出できたことはとてもうれしかった。アメリカに戻っても、日本一になるまで全ての試合中継を見て、テレビの前からみんなのことを応援するよ」と今後の戦いに期待を寄せ、帰国の途についた。

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