阪神フェニックスLサヨナラ負け　平田2軍監督「個人で課題を克服しよう、後はお好きにっていうわけには」

みやざきフェニックス・リーグ   阪神3―4ロッテ （ 2022年10月10日    ひなたサンマリンスタジアム宮崎 ）

＜フェニックスリーグ　ロ・神＞9回、サヨナラ負けを喫した川原　（撮影・成瀬　徹）
Photo By スポニチ

　阪神は10日、「みやざきフェニックス・リーグ」のロッテ戦でサヨナラ9回サヨナラ負けを喫した。

　先発の鈴木は、4回以外走者を背負いながらも5回6安打3失点と粘投。6回からバトンを受けた川原は、無失点で迎えた同点の9回2死満塁から最後は3番・山本に押し出し死球を与えた。打線は相手失策も絡んで3得点を挙げたものの、2安打に終わった。

　以下は平田2軍監督試合後の一問一答。　

　―打撃陣が苦戦した。
　「これからのフェニックスリーグの課題がでたからいいんじゃない？」

　―レベルの高い投手陣と戦えた。
　「1軍で経験している投手がきているし、CSが出ていないチームが多いからそこで課題を見つけて、このフェニックスと秋季キャンプでどうやってレベルアップしていくかというところ」

　―前川にとってもいい経験になる。
　「そりゃそうだな。まだまだこれから。今まではこれからいろんな弱点をつかれて経験をして、打席数を増やして経験させることが今は大事やな」

　―守備はフェニックスから。
　「フェニックスでは、就かせない方向。せっかくここまで来てね、シートノックもちゃんとできているんだけど、またフェンスにぶつかってとかになってしまうと…。このフェニックスまで我慢させて秋季キャンプからじゃない？本格的にするのは」

　―今は打撃に専念。
　「そうそう、そこは最初からそういう予定だったので、想定通りだな」

　―投手陣は。
　「鈴木もヒット打たれて、川原もあまり公式戦に出ていなかったので最後9回に追いついたので、川原なんか4イニング投げられてああいう結果になってよかった。どんどんゲームで投げてちょっとずつ階段を上がっていってるんで、鈴木にしても川原にしてもなんとかフェニックスで良い感覚をつかませてあげたかったのでね。最後9回デッドボールでサヨナラしたところは本人がまた。抑えるもよし、打たれるもよしで。まだまだだというのを感じてくれたら。彼らはクライマックスどうこうじゃないんでね。どうやってアピールしていくかというところで5回、6回投げられてという経験をしてくれれば、君らと一緒よ。ちょっとずつ段階を踏んでいい記事を書く。そういうこと」

　―課題もってこのリーグをやると。
　「でもやっぱりゲーム入ったら、2本しかヒット打ってないのにさ、同点になってやっぱりユニホーム着て、勝ち負け関係ないから自分たちのレベルアップと言いながらも（川原）陸も抑えろってなるわな。そういう緊張感も持っとかないと。個人で課題を克服しよう、後はお好きにどうぞっていうわけにはいかんね」

　―チームプレーだとか、一球の大切さが大事に。
　「やっぱり左打者にフォアボール出したところからやもんね。そこはまだまだ力不足でいいねん。公式戦じゃないのでね」