中日・立浪監督、逆襲へ今秋テーマに“走る”　「走ることによって体の強さ、メンタル面の強さも得られる」

秋季練習の前に選手に訓示する中日・立浪監督（中央）
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　中日は10日、ナゴヤ球場で秋季練習をスタートさせた。みやざきフェニックス・リーグ参加組とリハビリ組、ベテラン、外国人を除く約20人が参加。練習前の円陣で立浪監督は「来年はこのタイミングで練習していないように。それを目標に今からしっかりやっていこう」と訓示した。野手には一人ずつ声をかけ奮起を促した。

　指揮官は最下位からの巻き返しを期す今秋のテーマに“走る”を掲げた。「走ることをしっかりやっていく。走ることによって体の強さ、メンタル面の強さも得られる」。

　言葉通り、初日から外野の芝生で行う200メートルダッシュなどがメニューに組み込まれた。12本みっちり走り込んだ高橋宏は「かなり追い込んでやれた」と充実した表情だった。2年目の逆襲へ向け、立浪竜がしっかりと足場を固めていく。