日本ハム 二刀流の日体大・矢沢の1位指名を公表 稲葉GM「走攻守投とポテンシャルが高い」

[ 2022年10月11日 15:30 ]

日体大・矢沢
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 日本ハムは11日、千葉県鎌ケ谷市内でスカウト会議を行い、20日のドラフト会議で日体大の二刀流左腕・矢沢宏太投手(22)を1位指名することを公表した。稲葉篤紀GMは「1位は日体大の矢沢選手でいきます。走攻守投と各部門においてポテンシャルが高い。球団の方針であるNo.1、オンリー1の選手を獲得していきたい」と説明。プロ入り後も二刀流として育成するかについても「もちろんそのつもり」と話した。

 投手としては152キロをマークする本格派左腕で、打っては50メートル5秒8の俊足を生かす巧打者。多数のプロ選手を輩出してきた強豪の日体大で「4番・投手」を担う「二刀流」だ。日本ハムはエンゼルスで二刀流としてプレーする大谷翔平投手を育てた実績もあり、交渉権を獲得すれば新庄監督が矢沢を育成していくかにも注目が集まる。

 ◇矢沢 宏太(やざわ・こうた)2000年(平12)8月2日生まれ、東京都町田市出身の22歳。6歳から町田リトルで野球を始め、忠生中では町田シニアでプレー。藤嶺藤沢では1年夏からベンチ入りし同秋からエースも甲子園出場なし。高校通算32本塁打。日体大では1年春から野手でリーグ戦に出場し、同秋投手でも出場。2年秋に外野手、3年秋に投手、4年春に指名打者でベストナイン。1メートル73、72キロ。左投げ左打ち。

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