今秋ドラフト候補の慶大・増居 中1日で粘投4勝目!

[ 2022年10月11日 05:00 ]

東京六大学野球・第5週最終日   慶大7―3法大 ( 2022年10月10日    神宮 )

<法大・慶大>力投する慶大先発・増居(撮影・郡司 修)
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 3回戦1試合が行われた。前日に敗れた慶大は今秋ドラフト候補でもある左腕・増居翔太投手(4年)が5回2/3を3失点と粘りの投球を披露するなどして、7―3で法大に勝利。現役最多でもあるリーグ戦通算勝利数を15に伸ばし、チームは勝ち点を3とした。

 初回から飛ばす。慶大のエース左腕、増居は心に決め、リーグ戦初完封を飾った8日の1回戦から中1日でのマウンドに上がった。疲れもある中で6回途中6安打3失点、7奪三振。3回までに7得点と打線の援護にも恵まれ「とにかく初回から出し切って粘り強くということを考えて投げました」と笑った。

 今秋7試合目の登板で4勝目をマーク。通算では15勝目としたが「強力な味方の援護で積み上げられた数字。慢心せずに切り替えて頑張りたいです」と感謝する。20日にドラフト会議が迫る一方でリーグ戦も終盤。15日からの次週は春秋連覇を狙う首位・明大との対決となる。初戦に登板すれば中4日だが「(明大戦も)いきたいです」と頼もしかった。(田中 健人)

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2022年10月11日のニュース