楽天が秋季練習をスタート　石井監督は「悔しさ、虚しさを心の片隅に持って」

秋季練習初日に訓示する楽天・石井監督（球団提供）
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　楽天は11日、楽天生命パークで秋季練習をスタートさせた。チームはシーズンの全日程終、10日まで完全オフ。この日はフェニックス・リーグに参加しているメンバーを除いた選手、コーチ、スタッフが集合し、来季の巻き返しに向けて再始動した。練習に先立って、来季も指揮を執る石井一久GM兼監督が訓示を行った。

　
　以下、全文。
　
　今年のCSに出られなかった悔しさ、虚しさをしっかりと来シーズンに生かせるように心の片隅に持って、また新しく苦しいことが出た時に、それを思い出して踏ん張る力に変えてほしいと思います。

　個々でやることは違うと思いますが、まず、みんなに要望として出しておきたいのが、フィジカルをこの練習の期間に、キャンプに入るまでもう一回土台をしっかり作ってほしいなと思います。
　
メカニックも大事ですけど、みんながシーズンを安定して送ることができるようにしてもらうために、フィジカルの小さいズレからメカニックが崩れることもあるので、この練習に参加する人は最初にフィジカルを強化して、みんなの選手生活に生きる土台作りを意識してやってください。