ヤクルト マジック「6」で足踏み 2位DeNAが阪神に逆転勝ち 最短優勝は23日に

[ 2022年9月20日 22:09 ]

セ・リーグ   ヤクルト4ー5巨人 ( 2022年9月20日    東京ドーム )

<巨・ヤ25> ファンにあいさつする村上(中央)らヤクルトナイン (撮影・光山 貴大)
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 首位ヤクルトは、5位・巨人に4―5で敗れ、11勝13敗1分けと今シーズン負け越しとなった。マジック対象の2位・DeNAが阪神に勝利したため、リーグ2連覇に向けた優勝マジックは6。最短で優勝が決まるのは23日となった。主砲の村上宗隆(22)は3打数無安打だった。

 打線は、初回1死三塁から山田の適時二塁打で先制した。2回には原のセーフティースクイズが成功し、さらに1点追加。6回1死三塁では、長岡が中前適時打を放ち、1点返した。なおも1死一、二塁の好機で、塩見は遊直。二塁の長岡は塁を飛び出しており、併殺となった。8回には1死三塁で、中村が遊ゴロを放つと、オスナが生還。1点差まで詰め寄ったものの、あと1本が生まれなかった。

 先発の原は3回4安打3失点で降板し、今季8勝目はならなかった。4回からは今野がマウンドに上がるも、先頭のポランコに右翼スタンドへのソロを被弾。6回から継投した大西も1死走者なしの場面で、岡本に今季29号となるスタンド上段への特大の一発を許した。ヤクルトは、巨人に11勝13敗1分けと今シーズン負け越し。昨年は11勝11敗1分けだった。

 2位DeNAは、3位阪神との接戦を制し、5-4と逆転勝ち。9回2死一、二塁から佐野の右前適時打で同点に追いつくと、楠本の右前打で勝ち越しに成功した。9回からは守護神の山崎がマウンドへ上がり、阪神打線をしっかり抑えた。

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