掛布雅之氏 ヤクルト村神様は「数字も凄いが場面が凄い」本塁打アーチストの目を養った2年目の184三振

[ 2022年9月5日 21:00 ]

掛布雅之氏
Photo By スポニチ

 元阪神の掛布雅之氏(67)が5日放送のNHKBS1「スポーツ酒場“語り亭”令和のホームランアーティスト とことん村上宗隆」に出演。ヤクルト・村上宗隆内野手(22)の凄さに迫った。

 5日現在、51本塁打、打率.341、125打点で打撃3部門でトップを独走し、史上初の5打席連続本塁打など、プロ野球の歴史に名を刻む活躍を見せている村上。掛布氏は「僕と同じサード、右投げ左打ちで3冠王になれるか凄く興味がある」と話した。自身も4番サードで阪神の勝利を導いてきたミスタータイガース。その掛布氏が「もうマンガの世界」と脱帽する理由は「数字も凄いが、打っている場面が凄い。意味のある、価値のあるホームランを打っている、チームを勝利に結びつけるホームランを打っている。だから“村神様”になる」とした。

 そして36本塁打で新人王を獲得した2年目の「184三振」が飛躍につながっていると語った。「これを土台にして進化がスタートしたんじゃないか。ボールを見極める大切さを学んだ。100を超えるフォアボールは、見極める力の成長。僕が王さんに言われたことが“バットを振ってホームランは増やすものじゃない。打てるボールが来るまでの我慢、振る勇気、仕留める技術”。これができてきている」と話した。

続きを表示

2022年9月5日のニュース