DeNAにめっぽう強い広島・坂倉 自身2本目満塁弾で試合決めた!プロ初安打も初満塁弾もDeNAから

[ 2022年9月5日 04:45 ]

セ・リーグ   広島7―0DeNA ( 2022年9月4日    マツダ )

<広・D>7回、坂倉は満塁ホームランを放つ(撮影・椎名 航)
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 広島・坂倉が自己最多を更新する13号で試合を決めた。敵失で3―0とした7回、なお2死満塁。1ボールから田中健のカーブを振り抜くと、放物線を描いた打球は右翼席に吸い込まれた。

 「得点圏だったので球種に関係なく甘めに来たら振ろうと思っていた。良いポイントで打つことができた」

 対戦打率・402を誇り、DeNA戦にめっぽう強い。左の田中健からは高卒1年目の17年9月30日にうれしいプロ初安打、プロ初打点をマーク。満塁弾は2本目で、それも昨年4月3日の同カードでこの日の先発・京山から放って以来だ。

 「試合に出ている以上は数字を残さないと代えはいくらでもいるという気持ち。キャリアハイは興味ない」

 前日3日にシーズンの安打数で自己最多を更新したばかり。中軸として確たる地位を築いた坂倉を、佐々岡監督は「一番ほしい場面での本塁打。本当に頼もしい」と絶賛する。

 「週の前半に3連敗し、マツダで3連勝は大きい。来週からはビジターになるけど、諦めずに頑張ります」

 広島不動の5番打者は言葉に力を込めた。 

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2022年9月5日のニュース