巨人・中田 連勝呼んだ聖地弾 初球しばいた決勝17号2ラン「自分のスタイルを出せた」

[ 2022年9月5日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―0阪神 ( 2022年9月4日    甲子園 )

<神・巨>7回無死一塁、中田は左越えに先制の2点本塁打を放つ(撮影・北條 貴史)
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 大阪桐蔭時代から甲子園を沸かせてきた巨人・中田が魅せた。0―0の7回無死一塁で左翼席へ決勝の17号2ラン。「初球から打ちにいく自分のスタイルを出せた」と喜んだ。

 先頭の丸が四球で出塁し、原監督の勝負手でもある俊足の増田大が代走に起用された。その初球。走者を警戒して相手バッテリーは直球を選択するのがセオリーだが中田は甘く入ったフォークに反応。一発で仕留めて「狙っているわけではない。外の力のある真っすぐに目付けをしている中で抜けたフォークにしっかりと反応できた」と振り返った。

 CS進出を争う3位・阪神との今季最後の3連戦に勝ち越し、残り18試合。原監督はシーズン佳境の順位争いに向け「プロ野球の醍醐味(だいごみ)ですし我々もそこをあえて望んでいくように戦っていきたい」と言葉に力を込めた。(花里 雄太)

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2022年9月5日のニュース