パ優勝はどこ?石橋貴明が西崎幸広、飯田哲也、星野伸之の各氏と激論「日本ハムに食われちゃうと…」

[ 2022年9月5日 19:03 ]

石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)が4日放送のTBSラジオ「日本生命presents石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)に出演。西崎幸広氏(58)、飯田哲也氏(54)、星野伸之氏(56)とともにパ・リーグの優勝争いについて激論を交わした。

 パ・リーグは5日現在、ソフトバンク、西武、オリックスの上位3球団がゲーム差「0」と空前絶後の大混戦となっている。

 この日の番組はこの3チームに関わったOBとして、西武で4年間プレーした西崎氏、ソフトバンクで5年間コーチを務めた飯田氏、オリックスのエースだった星野氏がゲスト出演。石橋がそれぞれに各球団のストロングポイントを尋ねた。

 西崎氏は西武の強みとして「投手陣が良い。先発も3枚は9勝挙げているので2桁勝利が3人確実に出てくる」と断言。「不安なのは平良が抜けてるが、それに代わって水上が出てきている。投手陣は安心」と救援も若手が台頭してきたとした。そして「去年、最下位から優勝の目は今年もあるのでは」とオリックスが前年の最下位から優勝した昨年に続き、今年も西武が前年の最下位から優勝という可能性があるとした。

 飯田氏はソフトバンクのストロングポイントを「優勝に慣れているところ。終盤の戦い方が分かってる。コロナの柳田を含め戻って来たら相当強いんじゃないかなと。ベストメンバーを9月に組めるんじゃないかって。そしたら本来の力が発揮できるんじゃないか」と新型コロナウイルスに感染した柳田や中村晃が戻ってこれば、ベストメンバーで戦えるとした。

 そして「若手がなんで出てくるのかっていうと3軍制なので、普段2軍で出れない子は3軍で試合に出て実戦を積めるんですよ。それが大きいかなと思います」と“筑後ホークス”と呼ばれるほど、若手の戦力が豊富とした。

 一方、星野氏はオリックスについて「去年も結局、マジック出ないで優勝になったわけじゃないですか。またそのパターンかなって思ってる」と昨年もロッテとの激戦を制して優勝した経験があると断言。そして「先発が4枚、山岡、山本、田嶋、宮城、投手陣は対応できる」と先発が粒ぞろいとした。さらに「4番の吉田正尚の前後がいい」と中川や頓宮の好調も効いているとし「今年は捕手がよく打つ。若月も。地味ですけど切れ目の無い打線ができる」とした。

 3氏の話を聞いた石橋は「去年、勝ってるってところが僕も最後、ゴール盤で鼻出てくるのオリックスって思っちゃう」とオリックスがわずかに有利なのではとした。

 その上で石橋は「色々、各球団の相性を見てると、最終的に勝ち上がるチームは日本ハムに食われないところ。日ハムに食われたチームが落っこちちゃうのかなって」と指摘。実際に各球団と日本ハムの対戦成績は西武が11勝9敗1分け、ソフトバンクが12勝11敗1分け、オリックスが14勝6敗1分けとソフトバンクが数字的には苦戦している。「日ハムに食われちゃうと、落っこちちゃうんじゃないかな、この9月」と語った。

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2022年9月5日のニュース