秋山翔吾 デビュー戦に詰めかけた広島ファンに感謝「すごく心強いなと思いました」

[ 2022年7月8日 22:26 ]

セ・リーグ   広島2-9中日 ( 2022年7月8日    バンテリンD )

<中・広>3回、秋山は適時打を放ち、小窪コーチ(左)とグータッチ(撮影・椎名 航)
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 広島の秋山翔吾外野手(34)が、8日の中日戦でいきなり適時打&マルチ安打の広島デビュー戦を飾った。

 出場選手登録されたこの日は「3番・左翼」で早速スタメン出場。すると0-3で迎えた3回の第2打席だった。2死から上本、菊池涼の連打で一、二塁とすると、カウント1-1からの3球目、141キロ直球を中前に運ぶ適時打。さらに先頭で迎えた6回には、松葉の初球カーブにタイミングを合わせて右前打。初戦であっさりとマルチ安打を達成した。

 秋山は左翼席に陣取ったファンについて「もちろん視界には入っていましたけど、今、声援がなかなか出来ないということで、ファンの方もいろいろ難しい中で応援してもらっているというのもありました」と言及。それでも初回、左翼の守備に就く際には、左翼席に向かって帽子を脱ぎ、深々とお辞儀をして、拍手を浴びた。

 その後、きっちりとあいさつ代わりの一打を放つ千両役者ぶり。「ああいう赤の一角だったり、球場の中で見ると、すごく心強いなと思いました」と、ファンに感謝していた。

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