広島 秋山デビューを白星で祝えず 大瀬良7失点「残念な投球に」 坂倉も21試合連続安打で止まった

[ 2022年7月8日 21:50 ]

セ・リーグ   広島2-9中日 ( 2022年7月8日    バンテリンD )

<中・広>2回、大島に適時打を打たれた大瀬良(左)(撮影・椎名 航)
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 広島は8日の中日戦に2―9で大敗し、秋山翔吾外野手(34)の赤ヘルデビュー戦を白星で祝うことはできなかった。

 大瀬良大地投手(31)が大誤算だった。2年ぶり7失点で今季最短の3回降板し、5敗目。特に秋山の適時打などで1点差に迫った直後、3回の4失点が大きく響いた。無死満塁から高橋周に一塁線を抜く適時二塁打を浴び、1死二、三塁からは投手の松葉にも右前適時打を許した。

 追い込んでもファウルで粘られたり、低めの球を巧打されるなど決め手を欠く場面が目立ち、被安打9は今季ワースト。前日まで32イニング連続適時打がなかった中日打線に5本の適時打を浴び、毎回失点に沈んだ。

 「見ての通りで、思うようにコントロールできなかった部分もある。残念な投球になってしまった。難しい球を拾われるということは、しっかり自分のペースにできなかったということ。終始、自分の投球をできなかった。うまく修正することができなかった。悔しい」

 前々回の6月24日DeNA戦で完封、前回1日巨人戦では6回3失点で7勝目。2連勝の上り調子が一転して打ち込まれ、防御率も今季初めて4点台(4・05)まで悪化した。球宴休みまで残り2度の登板が見込まれ、「申し訳ない気持ち。切り替え、次に向かっていくことが大事なので、反省するところを反省して、次に向かっていきたい」と自分に言い聞かせた。

 打撃陣でも坂倉将吾捕手(24)が遊ゴロ、二ゴロ、左飛、空振り三振の4打席凡退に終わり、6月9日の西武戦から継続していた連続試合安打が「21」で止まった。「チームが負けて、こういう試合で打てなかったことを反省して、また1試合1試合頑張ります」と切り替えた。

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