阪神2軍・井上、練習試合で二塁打3本 平田監督「上昇の兆しが出てきたかな」

[ 2022年6月16日 05:15 ]

練習試合   阪神2軍10―5ソフトバンク3軍 ( 2022年6月15日    鳴尾浜 )

<練習試合 阪神2軍・ソフトバンク3軍> 7回 1死三塁 右中間に適時二塁打を放つ井上(撮影・成瀬 徹)
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 阪神2軍は15日、ソフトバンク3軍との練習試合に臨んだ。「4番・中堅」で先発出場した井上が二塁打3本を放つ活躍。前日の右越え2ランから徐々に復調の兆しが見え始めた。練習試合ということもあり、捕手登録の片山が途中から左翼の守備に就くなど出場機会のバリエーションを増やす場面も見られた。

 投手陣は先発した望月から5投手のリレー。鈴木と馬場が無失点に封じた。

 以下は試合後の平田監督一問一答。

 ――井上が1打席目に引っ張った打球。
 「久しぶりに左ピッチャーからインコースの真っすぐにヘッドが効いて。きょうは二塁打3本かな?今日のゲームで感じをつかんでくれれば。こういう結果を出してくれることが一番調子が上がる。そういった意味では明後日のゲームが楽しみになってきたね」

 ――変化球の後のストレート。
 「インコースに入って来る球はヘッドをカーンと効いたバッティングをちょっと出てきたかな…という感じ。楽しみになってきた」

 ――三遊間の打球があまりないと言っていた。
 「右バッターのヒットは三遊間が多いのよ。ヒットを稼げるのよ。引っ張りに行くとサードゴロになるし、そういう難しいところはあるけど昨日も終わってから室内で打ってるのも良かったし。あと高橋純平からコースに逆らわずに打てているので、その辺は上昇の兆しが出てきたかなっていうところ。ゲームを見てからのお楽しみや」

 ――鈴木が2イニング無失点。
 「期待があんまり大きすぎるとダメよ。徐々に徐々に鈴木はやっているので。2イニング目はスピード出てたし、そういったところではこのぐらいは投げられる。それを今度からまたファームのバッターに対してどういう結果を、結果というかそういうのを積み重ねていけるかやな」

 ――片山が勝ち越し打を放った。
 「片山はそんなことより、外野を守ってくれたりね、やっぱりコロナの時とか。片山は一軍を経験して、本当はキャッチャーをやらせたいんだけど、こういったチーム事情もあるんで、ファーストもやったり外野も、なんかあった時に片山にやってもらわなあかんってところで、彼はそういうところで、快くね。人数少ない時もいろんなポジションを守って経験してるので。彼らは試合に出られるならどこでもやりますという選手だから、藤田にしても。だからそういう人数が少ない時でもいろんなポジションを経験しているので。彼らはゲームに出たいことに飢えているから結果として逆転の三塁打とかね。そういうムードメーカーというかゲームに入っていく姿勢は持ち味があるからね」

 ――小川投手が座ってブルペンに
 「ちょっとずつ上がってきているんじゃないのかな」

 ――桐敷が登録抹消。
 「1軍でもう一回投げさせたかったけど、これはしょうがないね。そうやってなんかあった時には桐敷だと言われているだけでも、ファームで結果を残してまた上で投げられるようにするだけよ」

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2022年6月16日のニュース