秋山翔吾 パドレス3A退団しFAに 米国で他球団のオファー待つ「もうひともがき、チャンスあったら」

[ 2022年6月16日 14:59 ]

秋山翔吾

秋山翔吾外野手
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 パドレス傘下の3Aエルパソの秋山翔吾外野手(34)が15日(日本時間16日)、同チームを退団することがわかった。FAになり、アメリカ国内で移籍先を探す。

 秋山は2020年にレッズ入りしたが、メジャーでは2シーズン通算142試合で打率2割2分4厘、本塁打なし、21打点。今季開幕前にレッズを戦力外となると、5月にエルパソと契約を結び、16試合に出場して打率.343、3本塁打だった。

 15日のエルパソの試合後の秋山のコメントは以下の通り。

 パドレス傘下の契約オファーをいただいたときから、5月1日か45日間、6月15日までという話でした。メジャーに上がれずに3Aにいた場合、そこで判断するということ。僕が離れることを申し入れるという形でしたが、もともとパドレスからの提案でもありました。パドレスのチーム状況がよく、40人枠もしっかりしていて、外野もケガ人が戻ってきてあふれている。今後、マイナーに残るとしても、(ロビンソン)カノーがいるのでDHは埋まり、外野も若い選手を使っていきたいともはっきり言われました。

 パドレスは僕が今までやってきたことを評価し、言葉は悪いですが“飼い殺し”という状態はチームとしても避けたい、ただ最後の判断は翔吾に任せると言われていました。コロナでちょっと離れちゃいましたけど、試合に出る準備をずっと続けて、ここで今より出場機会が減るというのは簡単ではない。契約のオファーをもらったときから1試合でもメジャーの舞台に上がりたいという気持ちがあったが、上がれずにここまできたので、一旦区切りをつけたいと思いました。

 ここでFAになって、数日ですけどメジャー球団からのオファーを待ちたいなと思っています。公示された時点で必要か不必要かはっきりすると思うので、多分時間はかからない。この時期から契約してくれるということは、多少なりともメジャーに上げようと思ってくれているということ。今後、オファーがあったらもうひともがき、チャンスがあったらしたいと思っています。4月30日までひと月待っていたように待ち方ではなく、短期的にスパッと現状を知り、その上でどこに進むかを形にしようと思ってこういう形になりました」

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2022年6月16日のニュース