落合博満氏が現役時代に忘れられない試合は?10・8は「単なる1試合」

[ 2022年6月16日 18:42 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が、16日放送のCBCラジオ「ドラ魂キング」(月~金後4・00)に出演。現役時代の忘れられない試合について語った。

 中日と巨人、勝った方がリーグ優勝という「国民的行事」と呼ばれた1994年10月8日の一戦に巨人の「4番・一塁」で先発出場した落合氏。2回に先制本塁打を放ったものの3回に足を痛めて負傷交代したものの巨人が勝ち、リーグ優勝を果たした。

 日本中から注目を集めた一戦を振り返り、落合氏は「単なる1試合って感じしかないけどね」とサラリ。「だって2000何試合出てる中で強烈な1試合だったかって言われれば、単なる2000何試合の中の1試合と思うしかないんだろうなって思うよ」と通算2236試合出場のうちの1試合と位置付けた。

 その上で「忘れられない試合は」と尋ねられると「ないね。ない」ときっぱり。「それだけ1試合1試合真剣にやってたからじゃないのかね。だから何年か振り返ってこの試合こうだったのか、とそうやって覚えてる試合ってほとんどないもん。何十年も前の話だからね。(真剣に集中してないと)じゃなきゃケガしちゃう。気を抜いてたらね」と2236試合すべての試合に真剣に取り組んだからこそ、特別な試合はないとした。

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