東尾修氏 登板する時に口ずさんでいた1曲に「かっこいいでしょ」 現役なら対戦したいのは「大谷翔平」

[ 2022年6月16日 21:19 ]

東尾修氏
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 16日に文化放送でオンエアされた、「文化放送ライオンズナイタースペシャル 東尾修ぶっちゃけトンビ」に野球評論家の東尾修氏(72)が出演。現役時代、登板する際に口ずさんでいたヒット曲について語った。

 番組内で谷村新司(73)が1980年にリリースした「昴(すばる)」を流すと、「♪我は行く、これを口ずさみながら(マウンドへ向かう際に)ラインをまたいでいた」と東尾氏。「かっこいいでしょ」と現役時代の思い出を口にした。

 続いてリスナーからメールで届いた質問に答え、現役時代のエピソードを次々披露。「今の投手と、昔の投手の違いは?」には「(東尾氏が現役の頃は)エースと呼ばれる人は9回投げ切らないと、プライドが許さなかった。鈴木啓示さん(近鉄)、村田兆治さん(ロッテ)、山田久志さん(阪急)、僕もそうだけど、先にマウンドを降りたら“恥”というのがあった。投手コーチがマウンドに来てもソッポを向いていた。(西鉄時代に)稲尾監督がマウンドに来た時は、ボールを下に投げつけたし、(気持ちを)むき出しにしてやっていた。今のエースは呼ばれる人は、長続きしない。故障なしで5年、10年やるっていうのがない。それが寂しい」と、エースの矜持(きょうじ)について述べた。

 苦手だったのは「東映(現日本ハム)の張本さんや大杉さん。にらみつけられたら怖かった。内角には投げたけど、行く確率が少なかった」と回想。今、現役だったら対戦してみたい選手には迷わず「大谷翔平」と答えた。ただ「日本のボールでやる。アメリカのは慣れていないから」と条件を付けた。

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2022年6月16日のニュース