阪神・西純 「父の日」に勝利誓う 19日のDeNA戦先発決定的 柳田、山川から三振奪い自信ついた 

[ 2022年6月16日 05:15 ]

<阪神練習>藤浪(左)の筋肉を確かめる?西純(撮影・北條 貴史)
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 4日間の準備期間を挟んだことで先発陣は順番を一部入れ替え、阪神・西純はリーグ戦再開3戦目にあたる19日のDeNA戦へ回ることが決定的になった。「ちょっとだけ体を休められるので、いつもよりは楽な調整ができると思う」。くしくも1軍では初めて迎える「父の日」の登板。創志学園1年だった17年秋に父・雅和さんを45歳の若さで亡くした。特別な思いで挑むマウンドになりそうだ。

 前回8日のソフトバンク戦ではノーヒッターの東浜と投げ合って7回1失点。「そんなにいい状態ではなかったけど、試合をつくることができて、手応えはつかめている」。柳田からフォークで空振り三振を奪った。交流戦では西武・山川からも空振り三振。「しっかり投げきることができたら抑えられると自信になった」とパ・リーグを代表する打者たちとの対戦が財産として残った。

 高卒3年目で堂々と先発陣の一角に定着し、登板6度のうち4度でクオリティースタート(QS=6回以上、自責3以内)を達成するなど安定感が光る。「もっと確率を増やしていかないと。(リーグ戦に戻っても)自分のやることは一緒。やることをできたら大丈夫だと思う」。DeNAとは今回が初対戦でも、伸び盛りの20歳にひるむ気持ちは一切ない。

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2022年6月16日のニュース