阪神・島本「長かった」 トミー・ジョン手術乗り越え705日ぶりの実戦登板!1回無失点

[ 2022年5月30日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神6―0中日 ( 2022年5月29日    甲子園 )

<ウエスタン神・中>2番手で登板した島本(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・島本が20年11月の「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン手術)を乗り越え、705日ぶりの実戦登板を果たした。6―0の8回に登場。四球を与えた後、三ゴロ併殺を取り、再び左前打で走者を背負っても無失点で1回14球を投げ終えた。

 「肘のじん帯が切れた時がちょうど甲子園の試合だった。長かったな…というのと、甲子園で投げられたというのが良かった」

 負傷した20年6月23日のウエスタン・リーグ、オリックス戦以来のマウンドで最速145キロを計測。本拠地を包んだ温かい拍手に喜びをかみしめた。平田2軍監督も「これから夏場にかけてまた楽しみやね」と期待。63試合登板のフル稼働だった19年のような完全復活へ、新たなスタートを切った。

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2022年5月30日のニュース