中日・根尾また投げた!フォークも“解禁”1回零封 立浪監督「いくか?と聞いたら“投げたいです”と」

[ 2022年5月30日 05:30 ]

交流戦   中日0-8オリックス ( 2022年5月29日    京セラD )

<オ・中>8回に登板し、1安打無失点の投球を見せた根尾(撮影・北條貴史)
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 中日・根尾がプロ2度目の登板で京セラドームを沸かせた。0―8の8回を任され、12球で打者4人を1安打に抑えた。前回21日の広島戦と同じ最速150キロを計測し、宗の初球には138キロのフォークも初披露。2試合連続無失点で終え、球団広報を通じて「抑えられるように頑張ります」と次回にも意欲を示した。

 野手登録(根尾は外野手)で同一シーズン複数試合登板は、99年ペルドモ(広島=内野手)が17試合、日本人では97年嘉勢敏弘(オリックス=外野手)が2試合に投げて以来。前回は打席にも立ったが、DH制の今回は投手のみの登場だった。

 立浪監督は「いくか?と聞いたら“投げたいです”と言うので、1イニングいかせた」と説明。前日に6投手が登板した一方、今回は翌日に試合がない状況でも「いやいや、山本にしてもたくさん投げているから、その辺は一人でも投げさせたくないというのは、もちろんあった」と強調した。(中澤 智晴)

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2022年5月30日のニュース